０３．クリニックのはしご　２軒目

そうなるとしょーがないです！　作戦を練ります。

また、若い看護師さんに事情を話すのはいやだなぁ…。あ、そーだ。「包茎」じゃなくて最初に書いた「排尿困難」を大々的に掲げてアプローチすれば…と思い立ちます。だってこれは事実です！

インターネットで病院をいろいろと調べてみると、ある皮膚科の紹介に「包茎等の小手術も積極的に行っています」との一言がさらっと書かれてるのを発見します。お医者さんのバックグラウンドも悪くないようです。

そこで、その病院に行ってみました。受付は案の定若い女性です。でも今度は少し対策を練ってきました。「どうしました？」の声に、作戦通り「排尿時にちょっと違和感があります」と答えます。これなら恥ずかしくなくてすみます。それにホントのことですから。ただ、検尿のカップを渡されて尿をとるように指示を受けたんでちょっと罪悪感がありました。こちらの言葉を鵜呑みにすれば…ま、そうなっちゃいますよね。

で、診察室に通されてすぐに「先生、すみません、実は…」って詳しく説明すると、「あ、いいですよ。わかります。大丈夫ですから」と非常にざっくばらんな対応をしてくださる若い先生でした。まずはめでたしめでたし。

で「息子(ペニス）」の状態を見て訴えを聞くと、あっさりと「うん、それは大変ですよね。これなら保険適応で大丈夫ですよ」。それから、手術についての具体的な説明（イラストを描きながらの説明）、そして費用（保険適応で自己負担は６千円ほど）、スケジュール（手術後１週目までいざという場合通院できる体制にしておく）などを相談。手術の名称は「環状切除術」というそうです。

なぁんだ、結局、お医者さんによって判断＆対応が全く違うってことなんですねぇ。とにかく、そのクリニックは丁寧な対応をしてくれて、それだけで大いに救われました。

ですから、みなさんも手術を受けようと思ったら、１軒だけでなく、何軒か回ってみるといいと思います。初診料はそのたびに２千数百円取られますが、いいお医者さんを見つけることは大切ですし、それに、保険適応かどうかって、どうやらお医者さんの見立て次第のようですから。

で、その手術を受けることになったお医者さんは上記のように、そのホームページにも「包茎手術なども積極的におこなっております」って書いてありました。ですから、みなさんも丹念に探してみればきっと見つかるんじゃないでしょうか。

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